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2007年11月06日(火) 19時49分

女子高生水着のDVDメーカー 児童ポルノ見送り児福法違反で起訴産経新聞

 過激な水着姿の女子高校生が出演するDVDを製造した業者らが児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で逮捕された事件で、東京地検は6日、女子高校生に対して有害な影響を与えたとして児童福祉法違反罪で、東京都豊島区の出版社「心交社」チーフプロデューサー、有金慈青容疑者(34)=埼玉県桶川市=ら3人を東京家裁に起訴した。児童買春・ポルノ禁止法違反罪での起訴は見送った。
 DVDには全裸シーンはなかったが、高校生の水着が透けたり、局部の形がわかったりするような画像があったため、警視庁が先月、有金容疑者らを児童ポルノを製造した容疑で逮捕した。東京地検は「映像の内容は児童ポルノに当たる」との見解を取ったものの、「撮影対象になったのは17歳で、他の児童ポルノに比べ悪質性が高いとはいえない」として、児童福祉法違反罪での起訴が適当と判断した。
 起訴状によると、有金被告らは1月31日、東京都内の高校2年の女子生徒をインドネシア・バリ島に連れ出し、過激な水着姿でビデオ撮影させるなどして、有害な影響を与えた。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000938-san-soci