記事登録
2007年11月05日(月) 00時00分

英文も訳語埋め込み辞書で安心朝日新聞

 大リーグのワールドシリーズには松坂大輔ら日本人選手が3人も出場、大活躍した。ファンにとっては日本のスポーツ紙面に載る記事だけでは物足りなくなった。大リーグ(http://mlb.mlb.com/)やレッドソックスの地元ボストンヘラルド紙などのウェブを見ると充実した情報に出会える。

 気になるのが英語の壁。自動翻訳のコーナーがあちこちに出来ていて、素直な英文なら何とか訳せるレベルになっている。野球記事は独特の癖があるし、新聞読者が付けたコメントはさらに砕けているので驚くべき珍訳になる。そこで勧めたいのが単語にカーソルを当てると訳語が浮き上がって文意を取らせてくれる「POP辞書」(http://www.popjisyo.com/WebHint/Portal.aspx)。

 ウェブのアドレスを入力して「翻訳開始!」を選べば文面に訳語が埋め込まれた画面が現れる。松坂が大リーグ初ヒットで2打点をあげた第3戦を選び、試合後の両監督インタビューを読もう。レッドソックス監督は「試合で計算に入れられる打者とは思わなかったけど、彼は自分で良い打者だと言っていたね」と笑う。ロッキーズ監督は「some discomfort for us」と表現している。「うちには痛かった」くらいか。大金を積んで獲得した松坂に、以前はボストンヘラルドの読者コメントでやっかみも書かれたが、優勝が決まると評価や祝福の書き込みがあちこちに。

http://www.asahi.com/kansai/entertainment/webtu/OSK200711050012.html