記事登録
2007年11月05日(月) 10時00分

公開前から大ヒットの兆し……「続・三丁目の夕日」は出色のデキ日刊ゲンダイ

 3日公開の映画「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の評判がすこぶるいい。前売り券が飛ぶように売れ、周辺からは早くも「興収50億円間違いなし」という声も上がるなど大ヒットの兆しなのだ。
 05年11月に公開された前作は300万人近く動員し、興収35億円も叩き出して好評だったが、今度の続編は何が評価されているのか。「よく続編は面白くないといわれますが、これは掛け値なしに面白い」というのは映画ライター。
 続編はキャストはほぼ同じ、作りがとにかくすぐれものだ。舞台は昭和34年の東京・下町。
「最新のCG、VFX技術を駆使した昭和の町並みは脱帽ものです。できたばかりの東京タワーや高速道路が架けられる前の日本橋、DC—6が飛ぶ羽田空港など驚きの映像がてんこもり。見ると懐かしくなります」(映画ライター=前出)
 冒頭でゴジラが下町を破壊するシーンもあるのだが、「あのシーンを見るだけで1800円分の価値がある」という。
 前作同様、泣けるシーンも多い。
「物語の中心になっている売れない小説家(吉岡秀隆)を巡る恋愛はせつない。踊り子(小雪)とのじれったい純愛話には涙が出ます。小説家と血のつながらない小学生(須賀健太)との親子の物語もホロッとします」(映画ライター=前出)
 出かけてみるか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071105-00000003-gen-ent