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2007年11月05日(月) 10時00分

“永遠の美少女”内藤洋子は絵本作家として活躍中日刊ゲンダイ

 内藤洋子(57)といえば、団塊世代にとって、ドラマ「氷点」や「白馬のルンナ」を思い起こす“永遠の美少女”。
 30年以上も前に芸能界を引退、今は米国在住で本名の喜多嶋姓で“絵本作家”として活動している。
 最初の本は04年の「天使の羽音 山鳩からの贈り物」。先月出版したばかりなのが絵本としては3冊目の「ホーじいさんとヤムの桃」。31日まで池袋東武で絵と写真の作品展も開催され、好評だったとか。
 そんな喜多嶋が近況などを語ってくれた。
「ホーじいさん——」は母親を失った3匹のリスと頑固者のフクロウの物語。テーマは「生と死」で、動物を通して残酷さと隣り合わせの現実を描いている。喜多嶋は食事を作るのも忘れて打ち込み、2年がかりで仕上げたとか。
 気になるのは私生活だろう。音楽家の喜多嶋修氏と結婚して1男2女に恵まれ、長女は女優の喜多嶋舞(35)であることはつとに知られている。その舞は2年前に大沢樹生と離婚。今夏に出版社に勤務する男性と再婚したばかり。「個展には娘とご主人、ご家族が一緒に来てくれた」そうだ。
 また、大沢と舞との間には11歳になる男の子がいて大沢が引き取っているが、祖母の喜多嶋は孫に手紙を添えて絵本を贈ったという。“家族”をいたわっているのだ。
「これからが絵本作家としてのスタート」。喜多嶋は最後にイキイキと語ってくれた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071105-00000004-gen-ent