2007年11月05日(月) 12時05分

大連立は国民に対する裏切り（ツカサネット新聞）

大連立を画策したのが小沢氏かどうかなどは、事の本質には関係ない。

小沢氏が大連立の話に乗っただけでも国民に対する完全なる裏切り行為ではないだろうか。
政権交代可能な健全野党が必要だというのが小沢氏の持論だったはずだ。
参院で与野党が逆転し、国民が政権交代もありうるかもと希望を持ってきたところでいきなり与党と組むというのでは今までの主張はウソだったということになる。

大連立がなれば野党は蹴散らかされるゴミ同然の圧倒的少数になるのだから。国民は政権交代を託せる野党を完全に失ってしまう。
政権交代が簡単にはできないから、などと言うなら最初から政権交代を目指す野党の党首として戦う資格があるとは思えない。
その小沢氏を引き止める民主党3役はどのように思っているのだろうか。
国民が真に期待していることを理解しているのだろうか。

先の参院選を小沢党首で戦って勝ったからなどとは、この期に及んでは無意味なことになってしまう。
与党の横暴に対する怒りが民主を勝たせたのであって小沢氏が勝った訳ではない。
大連立与党ができれば負けた自民よりも横暴になるはずだ。圧倒的多数を握って「しゃんしゃん国会」になるのは目に見えるようだ。

そのようなことを画策する小沢氏を党首にしたままでは民主党の将来はないと考える。
小沢氏を党首にしておかないと民主党から何人か引き抜いて自民党入りするかも？という心配があるのだろうか。
小沢氏は民主党にミソをつけて自民党に恩を売ってしかもおみやげつきで古巣に帰るつもりなのだろうか？

私たち国民は今こそ事の推移と真相を良く見極め判断していくことが必要ではないだろうか。


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(記者：ねころんだ)

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