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2007年11月05日(月) 13時04分

周南の組員殺傷:組長ら3人を再逮捕 殺害指示など容疑 /山口毎日新聞

 周南市で3月にあった元暴力団組員襲撃事件で、周南、防府両署は4日、対立する組関係者を殺害するよう指示するなどしたとして、周南市南浦山町、指定暴力団山口組系組長、山田朋典(28)▽同市松保町、組幹部、北真純一(27)▽岩国市海土路町、組若頭、日笠大輔(31)——の3被告=いずれも恐喝未遂罪などで起訴=を殺人未遂容疑で再逮捕した。
 調べでは、3人は2月ごろ、別の山口組系の元組員、高見一幸被告(33)=殺人罪で公判中=を殺害しようと計画。包丁や着替え、車両などを準備し、組員2人に殺害を指示した疑い。組員2人は3月8日、高見被告の腰を包丁で刺し1週間のけがを負わせた。山田容疑者は「間違いありません」と容疑を認めている。
 県警はこれまでに恐喝容疑などで山田容疑者ら組関係者計12人を逮捕。襲撃事件との関連を調べていた。双方の組は周南市の風俗店のみかじめ料を巡ってトラブルになっていたという。
〔山口東版〕

11月5日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071105-00000167-mailo-l35