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2007年11月04日(日) 10時00分

守屋が通った赤坂高級クラブ 妖しい“ストリップの宴”日刊ゲンダイ

 東京・赤坂の高級クラブで月額100万円もの飲食接待が明るみに出た防衛省の守屋武昌前事務次官(63)。山田洋行元専務の宮崎元伸氏(69)に夜な夜なタカっていたわけだが、中にはストリップを見せる店もあった。度を越えた接待にはもうア然——。

 守屋が入り浸っていたのは、どちらも赤坂の田町通りのビルに入居する2軒のクラブだ。宮崎元専務から、上カルビ1皿3200円の高級焼き肉店や、1人1万5000円の高級しゃぶしゃぶ店などでご馳走された後、決まって顔を出していたという。
 2軒のうち1軒は、韓国クラブ「S」。1人6万円もする高級店で、ホステスは選りすぐりの韓国美女ばかり。久間章生元防衛相もしょっちゅう出没し、金正日の長男・正男が日本に密入国しては足しげく通った店としても有名だ。
 もう1軒のクラブ「S」は、妙齢の日本人ホステスがお相手。広さは約100平方メートルという“大箱”で、ピアノが置かれた店内には、ステージもある。予算は1人2万円程度。タレントの大木凡人や女優の夏樹陽子も常連客で、プロ野球選手が顔を出すこともしばしば。守屋の妻も頻繁に来店し、カラオケなどを楽しんでいたという。
「守屋氏はあまり酒が強い方ではなく、水割り2〜3杯で酔ってしまう。クラブSでは一度、ホステスをいきなり両手で抱え上げ、『すご〜い』と喝采を浴びご満悦でした。ただ夫人同伴の時は借りてきた猫のように、おとなしくしていました」(関係者)
 このクラブSでは、午前0時も過ぎると、怪しげなショータイムが演じられることもあった。
「ママが日本舞踊のお師匠さんで、“お座敷”を終えた向島あたりの芸者衆がよく店の手伝いに来ていました。興に乗ってくると、店内に演歌調の音楽が流れ、ステージ上で芸者衆が日本舞踊を踊り出すのです。するりするりと着物を脱ぎ、たわわなオッパイを客に見せる女性もいました」(Sに来店した関係者)
 守屋は地方でも“遊んでいる”。証人喚問では社民党の照屋寛徳議員に「沖縄の『クラブ銀座』を知っているか」と突っ込まれた。今年8月14日にお忍びで行ったことが週刊誌に書かれたが、こちらは20代の美女二十数人がいる老舗クラブだ。
 ここは1人1万円くらいだが、沖縄では高級ランクだ。守屋のタカリは昼も夜も度を超している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071104-00000010-gen-ent