2007年11月04日(日) 10時48分

ビールはシュンしますか？（ツカサネット新聞）

本日近所のコンビニでお弁当等を買った際、閃いた。いつも通り「温めますか？」と聞かれた時にふと思いついたのだ。レンジと逆の、冷やす機械がないものかと。ビール好きの私は買い物に店内にはいると真っ先にビールを取り出し、氷や冷凍物の棚に移動させる。私はガンガンに冷えたビールが好きだ。だから冷えてないと嫌なので、その棚で買い物中の10分でも20分でも良いから冷やそうとするのだ。家に帰るまでビールが温まるから少しでも冷やしておこうという意図ではなく、もっと冷やそうという意図だ。そもそも棚に置かれているビールでは自分にはちょっと冷えが足りない。特に今は蓋や扉のない棚にビール類を置くお店が多い。購入しやすさを考えているのかもしれないが、冷えが足りずに不満だ。

それに冷却の効率も落ちるから、負けないように冷やせばエネルギーが無駄に使われる事になる。エコロジーが叫ばれる現代で全く社会の流れに反することをしている。また、店内全体が冷やされ暑い時期は風邪をひく時がある。「暑い時期？寒い時期じゃなくて？」。そう。暑い時期に風邪をひくのだ。暑い時期は薄着だ。薄着で店内に入る。ガンガンに冷えている。ちょっと買い物をしただけで体が冷え切ってしまう事があるのだ。私は寒さに弱いから敏感なのかと思ったが、入り口付近のお客さんの声には何件も「冷えすぎ」の苦情が出ていたから、そうではないようだ。

話が横道に逸れた。真っ先に冷蔵棚にビールを移すのは、冷えが足りないので少しの時間でもビールを冷やそうとの工夫だ。何度か見付かったらしく、後で来てみると片付けられていた事もある（笑）。数年前、蓋のないアイスクリーム置き場に大瓶を何本か横にして並べておいたら、「何これ？冷やしているのかしら？」なんて女性が男性に笑いながら言っているのを見掛けた事もある。

近頃は透明のお肉などを入れるビニール袋（会計後、買った物を袋に詰めるテーブルの上に置いてあるロール式のやつ）に缶ビールを入れ、そこに氷を入れて自宅に帰るまで冷やそうとの試みもしている。コンビニではできないが、スーパーだとだいたい冷却用の氷は置いてある。ただ、氷の角で穴が開くのか、氷が解けると水漏れするのが欠点だ（笑）。

そこで提案だが、冷やすレンジがあると良い。店員がレジで会計中に缶ビールを見ると「シュンしますか？」なんて聞くのだ。お弁当を見て「チンしますか？」の逆だ。シュンという擬音は今適当に作った。ちなみに私はお弁当を温めることは頼まない。「チンしますか？」「いえ、結構です」。それよりも予め「温めなくて良いです」と言うのが普通かな。家に帰ってから温めれば良いし、必ずしもすぐ食べるわけではないからだ。しかし今度は私も頼むだろう。「ビールはシュンしますか？」。「ハイ、お願いします」。


(記者：覇王)

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