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2007年11月04日(日) 10時03分

猫は○○○で丸くなるツカサネット新聞

こたつが恋しい季節が、すぐそこまでやってきた。超・節約生活のため、就寝時の小さいこたつは別として、暖房を自粛してもうすぐ10年になる私。政府の「ウォームビズ」よりも早く、地球のため、いや、自分の都合で財政難と闘っている。

こたつといえば思い浮かぶのが猫。「♪猫はこたつで丸くなる〜」と、あの有名な童謡でも、犬に比べて猫は寒がりだということが伝わってくる歌詞になっている。
猫を飼ったことがある人は経験されたことがあると思うが、たしかに彼らは暖かいところを選んで体を丸める。

昔なら、土間の台所にあった「かまど」の中。火が消えても灰が残っていて、まだ暖かいということを本能的に知っているようだ。また、テレビの上も暖かいので、猫にとっては絶好の指定席になる。
また、猫はどういうわけか狭いところを好むという習性があるようだ。私の弟は、オートバイレースに凝っていて、複数のバイクを持っていた。車体は大きいが、サドル部分は通常ある50ccのバイクよりも小さい。
その小さいバイクに、当時飼っていた雄猫の怜雄(レオ)が、どろどろの足で乗りちょこんと座ることがあった。弟がそれを嫌がっていたことを怜雄は知っていたようで、余計に面白がっていたようだ。どうやら、猫のほうが人間より上手(うわて)?

猫を扱ったキャラクターはけっこう多く、ブームになったものもある。たとえば「なめ猫」。この意味がわかる人は、相当年齢を重ねているということだが、子猫に洋服を着せて撮った写真が、文房具やアクセサリーなどになった。猫に限らず、小さい動物の愛くるしい姿はほんとうにかわいいものだ。
つい最近のテレビ欄で「ねこ鍋」というものを見つけた。そのときは、テレビを見なかったが、後日別の機会にその意味を知った。 

なんと! ねこ鍋とは、子猫が土鍋の中で丸くなっている姿だった。それも複数の子猫が体を寄せ合って、ひとつの鍋に入って眠っているのだ。偶然そういうことになったのか? でも、洋服を着せるでもなく、猫本来の自然のままの姿で、自分から土鍋を寝床にしているのなら、なんともほほえましい。やっぱり、動物は自然のままがいちばんいい。

「♪猫は土鍋で丸くなる」……か。


(記者:翔子)

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