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2007年11月04日(日) 03時08分

高配当約束で8千人から135億円、エフ社前社長ら逮捕読売新聞

 福岡市博多区のコンサルティング会社「エフ・エー・シー」が、高配当を約束して全国8000人から約135億円を違法に集めたとされる事件で、福岡、熊本、大分、佐賀の4県警合同捜査本部は3日、同社が出資金名目で会員から金をだまし取っていたとして、詐欺容疑で前社長・黒木博文容疑者(42)(那覇市垣花町3)ら同社関係者12人を逮捕した。

 エフ社は、月5%の配当をうたって出資を募っていたが、出資金を配当に充てる自転車操業で、出資金以外の収益がなかったことから、捜査本部は詐欺容疑での立件に踏み切った。

 ほかに逮捕されたのは、同社社長・松隈茂則(54)(福岡市西区下山門1)、同社元社長補佐・山田一清(63)(東京都清瀬市中里5)ら11容疑者。調べによると、黒木容疑者らは2006年1〜3月、山口県下関市のアルバイト女性(49)ら4人に「投資家への道」と称したCDセットを購入すれば、月5%の配当が得られるなど虚偽の説明をして、購入代金計1500万円をだまし取った疑い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000214-yom-soci