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2007年11月03日(土) 10時00分

NOVA 超美人秘書たちの身の振り方日刊ゲンダイ

 NOVAの事実上の倒産で、美人秘書たちの身の振り方が話題になっている。
「猿橋望前社長の美女好きはつとに有名でしてね。自分のメガネにかなったコばかりを秘書にしていました」(NOVA関係者)
 実際、猿橋氏と面識のあった証券幹部がこう話す。
「そんじょそこらの美人じゃありません。『アンアン』や『ノンノ』のモデルのようでスレンダーな超美人。最近でいえばエビちゃんをさらにインテリっぽくした感じ。フツーの男が一生かかっても話をする機会などないようなオンナのコですね」
 秘書室はさながらハーレムのよう。外に出る時は両手に花! 2人の秘書を連れ立っていることが多かったそうだ。猿橋氏は大阪・心斎橋のアメリカ村近くで自らが経営するフランスレストランに秘書とよく顔を出していたという。
「あまりに美人すぎるからでしょう、猿橋前社長と秘書との関係を色メガネで見る人たちが少なくなかったですね」(前出の証券幹部)
 30日夜、猿橋氏が使っていた執務室や会議室、そしてプライベートの寝室、茶室が報道陣に公開された。保全管理人は「会社私物化の一端として見ていただく」として公開したが、内装に6000万〜7000万円もかけた豪華な空間で何が行われていたのか。
 問題はこれから。給料が出なくなったNOVA社員の多くはいま自宅待機中。秘書も例外ではないだろう。再就職先はあるのか。外資系金融に興味を持つ秘書もいるらしいが……。
 転職事情に詳しいジャーナリストはこう言う。
「狙いは役員秘書かもしれませんが、外資系金融はドライなので容姿だけではなかなか入りにくいハズです。しかし、彼女たちは引く手あまたでしょう。イケイケのベンチャー企業の若社長やワンマンの国内投資会社社長、猿橋人脈の企業などの秘書、さらに有名画廊の営業スタッフなどなど。一般社員とは大違いですよ」
 NOVAの労組は躍起になって社員や講師の再就職の面倒を見ているが、超美人の秘書にとって余計な心配は無用ってとこか?

《猿橋前社長刑事告発も》
 NOVA・猿橋前社長の私利追求が、どんどん明らかになってきた。NOVA保全管理人の東畠敏明弁護士は30日、猿橋前社長が実質的に支配するグループ会社が、語学用機材を仕入れ価格の数倍でNOVAに販売していたことを明らかにした。東畠弁護士は、刑事告発も視野に、前社長の法的責任追及を検討する考えを強調した。
 この会社は「お茶の間留学」と呼ばれるテレビ電話式の語学用機材を販売する「ギンガネット」。東畠弁護士によれば、同社はこの機材を製造元のNECから買い取った価格の数倍でNOVAに納入。NOVAは02年7月から約5年間に計約10万台を受け取り、ギンガネットに約82億円を支払った。
 東畠弁護士はまた、猿橋前社長が、NOVAが26日に大阪地裁から保全命令を受けた前後、グループ2社の全株式を、ある人物に一括売却した疑いがあると述べた。ギンガネットと旅行会社「NTB」の2社で、この問題でも民事、刑事両面で責任追及を検討する。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000016-gen-ent