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2007年11月03日(土) 18時36分

<ボクシング>世界戦前にリング計測へ 亀田関連でJBC毎日新聞

 日本ボクシングコミッション(JBC)は3日、世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチ(4日)の試合開始前にリングの大きさなどを計測する公式検査を行うと発表した。

 一部週刊誌などが「亀田兄弟ら協栄ジム選手が出場する世界戦のリングは規定より小さい」と報じ、JBCに一部報道機関から「リングの大きさを測らせてほしい」と要望があった。このため、実際にリングのロープの内側2辺の長さなどを計測して透明性を高めることにした。結果は会場にもアナウンスされる。

 安河内剛・JBC事務局長によると、これまでは試合の前日や当日にリングを組み立てた際、WBAなど統括団体の立会人とともに業者からリングの大きさについて説明を受けていたが、実際に計測していなかった。

 JBCルールは「ロープの内側は、原則として18フィート(5.47メートル)平方以上24フィート(7.31メートル)平方以内」と規定。一般的に、広いリングは足を使うアウトボクサーに有利、狭いリングはファイターに有利とされている。【来住哲司】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071103-00000037-mai-spo