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2007年11月02日(金) 15時38分

他人事でいいのか? 船場吉兆、期限切れデザート問題ツカサネット新聞

先日、福岡市の地場老舗百貨店に入店している「船場吉兆」の小売店が、期限を大幅に超過したデザートをラベルを張り替えて販売していた、というニュースが全国版で大々的に報道されていた。「吉兆」といえば、まさに老舗ブランド。最も信用していいと位置づけられるというのに。吉兆の社長は、体調不良でマスコミの前に出てはこなかった。代わりに出て来た取締役は、全く許せない、これからは絶対「させま」せん。と憤慨した様子でコメントしていた。

驚いたのは、当の百貨店に入店しているレストラン「吉兆」が事件後、デザート店とは関係ない、と一日も休業することなく営業を続けているということだ。常識的に考えれば、何日かでも休んで誠意を見せて然りのはずなのに。

つまり、この他人事体質が、こんなずさん販売を促したということを露呈した形。吉兆ブランドも、地に堕ちたものだ。


(記者:チカラハハ)

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