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2007年11月01日(木) 11時38分

郵政民営化1か月 サービス良くなったけれど…ツカサネット新聞

郵政民営化から1か月経過した。その間、筆者は何度か郵便局を訪れたが、確かに、サービスはよくなったと思う。以前では考えられなった、「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」の掛け声まで定着。今日、税金の支払いに行くと、係員はずっと立ったままで対応し、「また、よろしくお願いいたします」と挨拶までされてしまった。

筆者の住まいは、それなりに都心に近い地域だ。民営化で郵便局が統廃合されるような地域の悩みは、実際問題、身近には感じないこともあり、民営化でサービスよくなってよかった、と感じることが多いことは確かだ。

しかし…と、ふと思う。スタッフはほとんど入れ替わっていないというのに、この変わりようはなんだろう。民営化だからサービスを充実するという考え方は、どうなのだ。「民営化するに当たって、民間のサービスに負けないように心してお願いします!」と檄を飛ばしていたある郵便局の管理職の姿があった。官公庁だから適当でいい、民間だから気を抜けないという感覚は、筆者も含めてもうやめにしたいものだ。

(記者:チカラハハ)

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