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2007年08月30日(木) 03時04分

銃情報に「成功報酬」1丁10万円、警察庁が来春導入へ読売新聞

 警察庁は、銃器押収につながる有力情報の提供者に、1丁につき10万円前後の「報奨金」を支払う制度を創設する方針を固めた。

 匿名でも受け付けるが、対象となる銃器の所有者らを摘発できた場合にのみ支払う。銃隠匿の巧妙化が進み、押収量の減少傾向が続く中で警察庁は新制度を銃摘発の切り札としたい考えで、来春からの導入を目指す。

 銃器情報については、各県警本部がそれぞれ「銃器110番」で受け付けているが、年間の情報提供は計100件程度。そのうち、押収につながるのはごく少数にとどまっている。このため、まず、この番号を全国共通の番号にして広く知ってもらったうえで情報を募る。報奨金は、銃1丁に対して数万円から十数万円の支払いを想定している。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070830-00000101-yom-soci