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2007年06月30日(土) 11時01分

マフグ:船越湾漁協に回収命令 有毒部位十分取り除かず /岩手毎日新聞

 県は29日、フグの有毒部位を十分取り除かずに販売したとして、船越湾漁業協同組合(山田町)に有毒部位の残るマフグの全量回収命令を出したと発表した。同日までに健康被害などの苦情は寄せられていない。
 県によると、福島県から28日、「市場で内臓や皮が十分に除去されていないフグが見つかった」と指摘があった。宮古保健所が調べたところ、同漁協が販売したマフグと判明。マフグは、食品衛生法で筋肉と精巣以外の販売は認められていないが、同漁協はそれを認識していなかったという。6月のマフグ出荷量は781キロで、それ以前に出荷したマフグについても調べている。【念佛明奈】

6月30日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070630-00000030-mailo-l03