記事登録
2007年06月29日(金) 21時02分

「イオン洗いおけ」に排除命令=「浴室のカビ防止」は誇大表示−公取委時事通信

 洗いおけの広告に、おけから発生するイオンで、浴室や台所のカビを防ぐと表示したのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は29日、メーカーや通信販売業者13社に再発防止を求める排除命令を出した。
 公取委は広告の根拠となる資料の提出を13社に要求したが、いずれも合理的と認められず、広告は同法違反と見なした。
 13社は日用品製造販売の三恵精機(埼玉県)や通販業者のベルーナ(同)、総通(大阪市)、高島屋(同)、読売新聞社子会社の読売情報開発(東京都千代田区)など。
 公取委によると、問題の洗いおけは3社が製造しており、「魔法の洗面器」「イオンパワーキッチン桶(おけ)」などの商品名で販売されている。アルミニウム合金やポリプロピレン製で、銀や亜鉛が塗ってある。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070629-00000204-jij-soci