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2007年06月20日(水) 18時44分

保険料1139万円を過徴収 宮崎の社会保険事務所朝日新聞

 宮崎県にある都城社会保険事務所と鹿児島県にある加治木社会保険事務所が、元会社役員2人分の健康保険料や厚生年金保険料など計1139万円を取りすぎていたことが20日、分かった。社会保険労務士の指摘から発覚。宮崎社会保険事務局が同日、発表した。すでに関係者に謝罪し、26日までに全額を還付するという。

 事務局によると、取りすぎがあったのは、今年3月までの約10年間。2人は宮崎県都城市にあった掘削会社の役員として会社を通じて保険料などを納めてきたが、96年5月に辞職。会社は辞職の手続きを済ませたが、社保事務所のミスで徴収が続いたという。その後、会社は03年8月に鹿児島県霧島市に移転。新たに担当した加治木社会保険事務所でも徴収が続いていた。

http://www.asahi.com/national/update/0620/SEB200706200014.html