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2007年06月18日(月) 15時01分

人身売買対策、改善要求へ=米担当高官が来月訪日時事通信

 【ワシントン18日時事】米国務省のマーク・レーゴン人身売買監視・対策室長は18日までに、時事通信とのインタビューに応じ、7月1日から3日まで日本を訪れ、外務省や法務省の当局者らと人身売買などの対策を協議すると明らかにした。
 国務省は先に、人身売買や強制労働の実態に基づいて各国を4段階に格付けした2007年版の報告書を発表。日本については暴力団の絡んだ中国や東南アジア諸国の女性による売春問題などを取り上げ、最良に次ぐ「第2ランク」にとどめている。レーゴン室長は一連の協議で改善措置を求める考えだ。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070618-00000073-jij-int