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2007年06月16日(土) 17時02分

三好・県議会議長:暴力団関係者祝賀会出席 「非常に迷惑かけた」釈明と陳謝 /長崎毎日新聞

 ◇県議会各派代表者会議
 県議会の三好徳明議長の就任祝賀会に、暴力団との関係が深い男性が出席した問題で、三好議長は15日の県議会各派代表者会議で経緯を説明し、「非常に迷惑をかけた」と陳謝した。議長は18日の議会運営委員会でも説明、各派は19日の本会議冒頭で陳謝を求める方向で調整している。
 各派代表者会議では、三好議長が祝賀会について(1)経済界の知人に誘われ開催を依頼(2)発起人7人のうち1人を除いて誰が発起人になるか事前に知らなかった(3)男性が出席することを事前に知らなかった——などと説明。「男性の出席が事前に分かっていたら祝賀会の中止を申し入れた。反省しており、非常に迷惑をかけた」と陳謝した。
 三好議長は会議後の記者会見で、男性との関係を説明。それによると、議員になって2年目ぐらいに知人から紹介されて知り合い、1〜2回ほど一緒に食事をした。自民党県連幹事長時代には県連幹事長室で1回会ったという。三好議長は「暴力団関係者だとは知らなかった。特別親しくしていたわけではない」と話した。
 祝賀会は今月7日、地元経済界が主催し、長崎市内の料亭で開いた。長崎市の田上富久市長、自民党県連の幹事長と政調会長に内定していた末吉光徳、馬込彰両県議ら約50人が出席した。【宮下正己】
〔長崎版〕

6月16日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070616-00000281-mailo-l42