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2007年06月14日(木) 10時01分

安倍首相の有名秘書宅で「少女監禁事件」が起きていた日刊ゲンダイ

 安倍首相の周辺に新たな火種だ。ナント、政策秘書宅で中1少女(13)が監禁され、秘書の長男(15)にレイプされたというのだ。11日発売の週刊ポストが被害少女と母親の告発をスクープしている。
 少女が監禁されたと主張しているのは、今年3月末まで首相の政策秘書を務めていた飯塚洋氏の千葉県内の自宅。飯塚氏は、耐震偽装事件でヒューザーの小嶋進元社長への口利き疑惑が国会で追及されたあの秘書で、現在は社団法人アジアフォーラム・ジャパンの主席研究員を務めている。
 同誌によると、問題の長男と少女が知り合ったのは、昨年8月。不登校だった長男は、やがて少女にも登校しないよう強要し、毎日、家に泊まらないと激怒するようになったという。
 その後、少女から別れ話を切り出すと長男は殴る蹴るの暴行を加えるようになり、「先輩を使ってお前をボコす(殴る)」「お前の家に火炎瓶を投げて放火する」と脅迫。「俺のオヤジは誰でも動かせる」とのセリフも吐いたという。
 長男の暴力は次第にエスカレート。今年4月に怖くなった少女が飯塚家を逃げ出すと、拳で彼女の鼻を2、3発殴打して家に連れ戻し、揚げ句は馬乗りになって無理やり服を脱がして犯したというのだ。
 数日後に少女は飯塚家を脱出。母親にすべてを打ち明け、警察にも被害届を提出したが、驚いたことに少女が監禁された部屋は飯塚氏の部屋の隣だったという。
 以上が同誌の報道だが、飯塚氏は彼女が殴られる音、泣き叫ぶ音が聞こえなかったのだろうか。教育再生を掲げる安倍政権だが、首相と飯塚氏は会見を開いてキッチリ説明しないと、この問題は尾を引く。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070614-00000011-gen-ent