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2007年06月14日(木) 02時01分

少年事件などネットへ広範囲流出=Nシステム設置状況も−警視庁調査時事通信

 警視庁北沢署地域課の巡査長(26)の個人パソコンから警察情報を含む約1万件分のデータがインターネット上に流れた問題で、少年事件やNシステム(自動車ナンバー自動読み取り装置)の設置状況など広範囲にわたる資料が流出したことが13日、分かった。警察情報の流出としては過去最大規模で、警視庁はデータの詳しい中身を調べている。
 警視庁によると、流出したのはさまざまな事件の捜査報告書などで、少年事件の送致書もある。日付が最終的に入っていない作成途中の捜査報告書もあった。このほか、一部路線のNシステム設置状況が記載された資料もあったという。
 ファイル名からは、婦女暴行や外国人犯罪、とばくに関する資料や、供述調書が存在する疑いがあるとみて調べている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070614-00000009-jij-soci