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2007年06月13日(水) 05時00分

「第二の人生送りたかった」=逮捕の前理事が供述−緑資源談合時事通信

 農林水産省所管の独立行政法人「緑資源機構」(本部川崎市)発注の調査業務をめぐる官製談合事件で、独禁法違反(不当な取引制限)容疑で逮捕された前同機構森林業務担当理事高木宗男容疑者(59)が東京地検特捜部の調べに対し、「天下り先で第二の人生を送りたかった」などと供述していることが13日、関係者の話で分かった。
 公正取引委員会は同日、同容疑者らを追加告発。告発を受け、特捜部は起訴する方針。
 関係者によると、高木容疑者は「先輩が天下りしている業者に業務を取らせた」などと供述。その上で「将来的には自分もこのまま天下りできればいいと思った」「理事退任後、第二の人生を送りたかった」などと動機を説明したという。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070613-00000015-jij-soci