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2007年06月10日(日) 13時11分

<伊方原発>タービン建屋で2次冷却水の蒸気漏れ 愛媛毎日新聞

 愛媛県は10日、定期検査中の四国電力伊方原発1号機(同県伊方町、加圧水型軽水炉、出力56万6000キロワット)を再起動中、タービン建屋内で2次冷却水の蒸気漏れが起きたと発表した。蒸気は放射能を帯びておらず、建屋外部への漏れもなかったという。
 県によると、蒸気が漏れたのは、発電用の高圧タービンを回した水蒸気を、別系統の水蒸気で再加熱して発電効率を上げる湿分(しつぶん)分離加熱器の配管の接合部。複数のボルトで固定されていた。四国電力は原因を調べている。【古谷秀綱】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070610-00000027-mai-soci