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2007年06月07日(木) 15時27分

松下製電気コンロが原因の火災54件、無償修理進める読売新聞

 松下電器産業が製造した電気コンロで、電源スイッチのつまみに体などが接触して作動し、コンロ上に置いた物に引火したとみられる火災事故が54件発生していたことがわかった。

 同社は無償修理を行っているが、業界団体の「日本電機工業会」によると、他社製品も含めた同構造の製品の事故は200件を超えており、メーカーや業界団体は無償修理を進めている。

 松下製コンロは、日立ハウステック製ミニキッチン「KM—1203D」に組み込まれており、1984年から88年までに約8万台製造された。最近では5月13日、東京都内の住宅で室内の壁や天井などを焼く事故が発生。住民が外出する際、ショルダーバッグがつまみに触れ、電源が入ったとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070607-00000305-yom-soci