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2007年06月05日(火) 23時02分

<都職員接待>東京・八丈町からも飲食・手土産毎日新聞

 東京都職員が、新島、神津島村の村長・議長交際費で飲食の接待などを受けていた問題で、八丈町からも町長交際費で手土産を贈られるなどしていたことが分かった。贈答先は都職員、都外郭団体や省庁の職員、自衛隊員など。土産や飲食代の総額は昨年度だけで計108万円に上る。
 後藤雄一都議が同町に情報公開請求した資料や毎日新聞の取材によると、飲食・手土産の内訳は、▽都関係68万9726円▽省庁職員や自衛隊員など国関係24万5503円▽都外郭団体4万9120円——など。
 同町総務課は「飲食代は相手の分を払っていないケースがほとんどで、接待とは言えない。ただ、町の特産品PRで来ていただいた人に町長交際費で手土産を贈った。社会通念上の許容範囲と思っているが、今後は受け取る側にも配慮したい」と話した。
 都職員らが、03〜06年にかけて新島、神津島村の村長・議長交際費で計130万円分の飲食や土産を提供されていたことが明らかになっており、都行政監察室が調査している。【夫彰子】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070605-00000140-mai-pol