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2007年06月03日(日) 16時01分

CIA、今日の混乱を的確に予測=イラク開戦7カ月前−米紙時事通信

 【ワシントン3日時事】3日付の米紙ワシントン・ポストは、中央情報局(CIA)がイラク開戦7カ月前の2002年8月、米軍のイラク進攻によってフセイン政権を打倒した場合、同国は無政府状態に陥るなどと、今日の状況をほぼ的確に予測する分析報告書を策定し、ホワイトハウスに提出していたと報じた。
 しかし、ブッシュ政権はその時点では、既にイラク進攻を決めており、結果的に正しかった予測を黙殺。フセイン政権が大量破壊兵器を保有しているとする別の間違った情報に基づいて戦争に突き進んだ。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070603-00000052-jij-int