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2007年06月01日(金) 21時03分

原料にガンマ線照射の可能性 キッコーマンなど自主回収朝日新聞

 キッコーマンは1日、米国から輸入した健康食品原料に、食品衛生法で禁止されているガンマ線が照射された可能性があることが分かったと発表した。この原料を使ったサプリメント商品約1万2000個を自主回収するほか、同社から原料自体を仕入れ、商品化しているメーカーなど約40社にも回収を呼びかけている。

 回収対象のサプリメントは、通信販売商品の「豆で暮らす」(06年4月に販売終了)と「いきいき物語」。着払いで商品の返送を受け付け、代金を返す。問い合わせはお客様相談センター(0120・180・750)。仕入れ先ではファンケル、資生堂薬品、ノエビア、第一三共ヘルスケアの4社が同日、この原料を使った商品の自主回収を発表した。

 キッコーマンは、使用されたガンマ線は微量のため、健康に害はないとしている。ただ、国内では影響が未解明であるとして、照射も照射された食品輸入も禁止されている。

http://www.asahi.com/life/update/0601/TKY200706010326.html