出会い系サイトで知り合った埼玉県内の高校１年の女子生徒（１６）に現金を渡し、わいせつな行為をしたとして、警視庁少年育成課は１日、ＮＨＫの子会社「ＮＨＫエデュケーショナル」チーフプロデューサー、朴元瑛源（えもと・えいげん）容疑者（３４）を児童買春・児童ポルノ禁止法違反（児童買春）の疑いで逮捕したと発表した。
調べによると、朴元容疑者は昨年１０月２９日ごろ、東京都荒川区西日暮里のホテルで、女子生徒に現金４万円を渡し、わいせつな行為をした疑い。
インターネット上の違法行為を監視する同課の「サイバーパトロール」の捜査員が昨年１１月上旬、携帯電話の出会い系サイトに、この女子生徒が売春相手を探す書き込みをしているのを見つけ、事情を聞いたところ、朴元容疑者の買春行為が発覚した。朴元容疑者は「交際していた女性と別れたことや仕事のストレスもあって、やってしまった」と供述しているという。
ＮＨＫ広報局によると、朴元容疑者は昨年７月にＮＨＫからＮＨＫエデュケーショナルに出向、教育テレビの「アンニョンハシムニカ ハングル講座」などの制作を担当していた。
ＮＨＫ広報局の話「出向中の職員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を調べたうえで、厳正に対処します」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070601i414.htm?from=main4