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2007年04月26日(木) 23時57分

博多税務署の国税調査官が調査対象から金品、懲戒免職に読売新聞

 福岡国税局は26日、税務調査対象の会社の実質的経営者から接待を受けるなどして、国家公務員法に違反したとして、福岡市の博多税務署に勤務する男性上席国税調査官(41)を懲戒免職処分にした。

 同局によると、調査官は税務調査を担当していた会社の実質的経営者の女性と懇意になり、昨年12月〜今年1月、フランス料理やすし店で計9回、約30万円分の接待を受けた。スーツ、ネクタイ、ワイシャツ3点(計約30万円分)を受け取った。さらに、女性と2人で九州の観光地を1泊2日で旅行し、1人約8万円分の宿泊代を負担させた。女性から100万円の貸し付けも受け、返済していないという。

 調査官は「借りた100万円は借金返済やパチンコなど遊興費に使った」と認めているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070426-00000114-yom-soci