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2007年04月26日(木) 20時11分

便器発火事故、TOTOへの問い合わせ24万件に読売新聞

 温水洗浄便座(ウォシュレット)一体型便器「Zシリーズ」の一部で発火事故が起きた問題で、今月17日から無料の点検・修理を進めているTOTO(北九州市)は26日、顧客からの問い合わせが24日までの累計で約24万件に達したことを明らかにした。

 点検・修理の対象は1999年3月〜2001年12月に製造された約18万台で、過去の出荷リストなどを基に対象商品の納入先を追跡している。これまでに約4万3000台が見つかり、うち約9000台で部品交換などを行ったという。すべての点検・修理を終えるには1年程度かかる見通しとしている。

 同社は、今回の点検・修理に伴う費用が約21億3000万円にのぼると見込んでいる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070426-00000111-yom-soci