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2007年04月25日(水) 13時04分

料理店主射殺の熊谷被告、犠牲1人でも死刑判決…東京高裁読売新聞

 2004年に横浜市の中華料理店経営者を射殺するなどして、強盗殺人などの罪に問われた無職、熊谷徳久被告(66)の控訴審判決が25日、東京高裁であった。

 高橋省吾裁判長は「死亡した被害者が1人だからといって、直ちに死刑を回避して無期懲役にしなければならないという事案ではない」と述べ、無期懲役とした1審・東京地裁判決を破棄し、求刑通り死刑を言い渡した。

 判決によると、熊谷被告は04年5月29日、中華料理店経営清水文男さん(当時77歳)を横浜市中区の自宅前で射殺し、現金約43万5000円を強奪。同年6月23日には東京メトロ半蔵門線渋谷駅で、売上金を奪おうと駅員を拳銃で撃って重傷を負わせるなどした。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070425-00000105-yom-soci