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2007年04月20日(金) 00時00分

「異常行動取る者に躊躇するな」…乱射事件で米大統領ZAKZAK

 【ワシントン=時事】ブッシュ米大統領は19日、バージニア工科大学で起きた韓国人学生による銃乱射事件に関連し、「教訓の一つは、異常な行動を取る者がいると分かった場合、躊躇(ちゅうちょ)せずに相談することだ」と語った。オハイオ州で講演後、学校の安全対策を問う質問に答えた。

 大統領はこの中で、バージニア工科大の事件について「全容解明までは論評しないことが極めて重要だ」としながらも、「他の事件では(事件を起こしかねないという)警告のシグナルがあった。大人がそうしたシグナルを真剣に受け止めていれば、恐らく惨劇を回避できただろうというケースもあった」と述べた。その上で、「複雑な社会では、教師や学長の任務は教えることだけではない。安全管理も仕事だ」と強調した。

ZAKZAK 2007/04/20

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007042004.html