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2007年04月20日(金) 01時42分

下関漁港で子猫29匹の死骸発見、全部で100匹超か読売新聞

 山口県下関市の下関漁港で3月30日から今月19日にかけ、タオルなどでくるまれた29匹の子猫の死骸(しがい)が見つかった。ほかにも同様の包みが目撃されており、県警下関署は、捨てられた死骸は100匹を超えるとみて、廃棄物処理法違反(不法投棄)事件として捜査している。

 調べによると、漁業関係者が3月初めに段ボール箱2、3個が海面に浮いているのを見つけた。約1週間後、これらの箱が海水でふやけ、中から白いタオルやナイロン袋に覆われ、粘着テープで巻かれた包みが50〜100個出てきたという。

 3月30日に通報を受けた署員らが現場に残っていた包み9個を回収したところ、中から計27匹の子猫の死骸が見つかった。今月19日には漂流していた別の包み2個から各1匹を回収した。同署の依頼を受けた獣医師が19日に回収した死骸を調べたところ、外傷はなく、病死などの可能性が高いという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070419-00000415-yom-soci