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2007年04月20日(金) 13時02分

岡山のリフォーム詐欺:元暴力団会長に懲役15年を求刑−−岡山地裁 /岡山毎日新聞

 リフォームなどを持ちかけ高齢者らの預貯金をだまし取ったなどとして詐欺、恐喝など13の罪に問われた住所不定、元暴力団会長、西崎圭志被告(35)の論告求刑公判が19日、岡山地裁(白神文弘裁判官)であった。検察側は「組織的かつ大規模で悪質な犯行」として懲役15年を求刑した。
 論告などによると、西崎被告は約10人と共謀してリフォーム会社を設立し、資産のある高齢者宅などを繰り返し訪問。信頼を得ると通帳を盗んで換金したり、資金運用を持ちかけるなどの手口で預貯金をだまし取るなどした。
 西崎被告は高齢者を狙った詐欺について「共謀も指示もしていない」と起訴事実を否認。検察側は「被害は総額約3億円で、西崎被告は主導的な役割を果たした」と指摘した。【石戸諭】

4月20日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070420-00000174-mailo-l33