記事登録
2007年04月20日(金) 09時31分

「日本赤軍」否定せず=逮捕に「不当弾圧」と抗議−菊村容疑者、テレビ局に手紙時事通信

 偽造有印公文書行使容疑で警視庁に逮捕された菊村憂容疑者(54)が「逮捕は法的根拠のない人権侵害で、日本に帰ってそのような不当弾圧と戦う」などとする主張を書いた手紙を、TBSニューヨーク支局に送っていたことが20日、分かった。菊村容疑者は手紙の中で、日本赤軍とのかかわりを否定していない。
 手紙は「菊村憂の日本社会への訴え」という題名。10日付で書かれたもので、警視庁の逮捕方針について、「言われている容疑事実は19年前に私が(米国で)有罪となり、判決を受けた事件の一部を構成し、十分に罰せられており、今になって改めて私を処罰する根拠も必要性も社会的意味もない。強制捜査権を恣意(しい)的に乱用した政治的理由による不当な弾圧、人権侵害だ」と主張している。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070420-00000032-jij-soci