2007年04月20日(金) 08時00分

民放連　関テレ正式除名　復帰条件は防止策（産経新聞）

　日本民間放送連盟（民放連）は１９日、臨時総会を開き、関西テレビの除名を正式に決定した。広瀬道貞会長（テレビ朝日会長）は「異論なしの満場一致だった。事態を放送法の改正にまで発展させてしまったことは大きい。放送事業者も全員賛成せざるを得ない状況だ」と話した。除名に期限はなく、復帰の条件は「加盟社が（万全な再発防止策がとられたという）印象を持つかどうかだ。面目を一新して復帰してもらいたい」とした。

　これを受けて関西テレビの片岡正志社長が同日会見し「厳粛に受け止めている」と述べ、除名により北京五輪の放送権がなくなることについて「視聴者や関係者にご迷惑をおかけすることがないよう、開幕（来年８月）までに除名解除となるよう信頼回復に努めたい」と語った。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070420-00000000-san-soci