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2007年04月20日(金) 14時41分

原宿の人気香水ショップ、3億所得隠し…脱税容疑で告発読売新聞

 東京・原宿で若者に人気の香水ショップを開く「ラヴィックス」(東京都渋谷区)が2005年3月期、原宿の再開発に伴い、ビルから店舗を立ち退いた際に得た補償料など約3億3000万円の所得を隠し、法人税1億円余りを免れていたとして、東京国税局から法人税法違反(脱税)の疑いで東京地検に告発されていたことが分かった。

 同社は受け取った補償料を少なく見せかけるため、補償料の約半分はビル所有者から別の名目で受け取ったことにして、その分を税務申告しなかった。

 告発されたのは、同社と引地昭一社長(58)。

 関係者によると、同社は1997年ごろから、原宿の竹下通りと明治通りが交差する角地にある商業ビル「パレフランス」の1階に店舗を構えていたが、04年4月ごろ、再開発によるビルの解体に伴い、いったん店舗を閉鎖した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070420-00000306-yom-soci