記事登録
2007年04月19日(木) 00時00分

裁判所書記官「遊興費に使った」150万円着服ZAKZAK

 山口地裁は18日、調停委員の団体から集めた会費を着服したとして、山口県内の簡易裁判所に所属する男性書記官(48)を懲戒免職とし、業務上横領の疑いで山口地検に告発した。「遊興費に使った」と着服を認めているという。

 同地裁によると、書記官は前任の別の裁判所で調停員から集めた会費の管理を担当。2006年2月中旬からことし春までの間、会費計約150万円を着服した疑い。

 今月1日付で異動し、後任の職員が会費の残高を調べたところ約3万円しか残っていなかったため発覚したという。

 同地裁の桜井登美雄所長は「指導と監督を徹底し、信頼回復に努める」とコメントしている。

ZAKZAK 2007/04/19

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007041938.html