記事登録
2007年04月19日(木) 17時32分

殺人上申書 重機使い遺体捜索始める 北茨城の空き地毎日新聞

 元暴力団組長、後藤良次被告(48)=殺人罪で起訴=が上申書で告白した3件の殺人事件のうち「第2の事件」で、茨城県警水戸署捜査本部は19日午前、同県北茨城市の空き地で重機を使って、遺体の捜索を始めた。
 捜査本部は、後藤被告の供述に基づき、空き地北側の縦50メートル、横50メートルの範囲を掘り進めている。午前9時15分ごろ、拘置中の後藤被告を空き地に同行し、場所の確認を約30分にわたって行った。この場所は18日に草刈りを実施している。
 上申書によると、「第2の事件」では後藤被告ら4人が共謀。99年11月下旬、埼玉県大宮市(現さいたま市)の資産家男性を水戸市に拉致し、北茨城市の空き地に運んだうえ、スコップで深さ約1.5メートルの穴を掘って生き埋めにした。遺骨が見つかればDNA鑑定をして身元を特定する。【三木幸治、山本将克】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070419-00000019-maip-soci