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2007年04月19日(木) 19時01分

医師らに1100万円賠償命令=帝王切開せず長男死亡−東京高裁時事通信

 帝王切開を強く希望したのに、医師が自然分娩(ぶんべん)を選択したため、逆子だった長男が出生直後に死亡したとして、両親が医師と病院を運営する国立病院機構を相手に、約8000万円の損害賠償を求めた訴訟の差し戻し審判決が19日、東京高裁であった。大谷禎男裁判長は「自然分娩を受け入れるか、両親に判断する機会を与えるべきだったのに、説明を尽くさなかった」として、1100万円の支払いを命じた。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070419-00000155-jij-soci