記事登録
2007年04月19日(木) 20時51分

酒気帯び運転の警部補を懲戒免職、指針より重く…福岡県警読売新聞

 福岡県警は19日、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で4日に逮捕した県警北九州水上署地域課係長、吉川一三警部補(58)を懲戒免職にした。

 警察庁の指針では、酒気帯び運転に対する処分は「停職」または「減給」と定められている。しかし、昨年8月に幼児3人が犠牲になった福岡市職員による飲酒運転追突事故以降、県警は飲酒運転追放の取り組みを強化しており、指針より重い処分にした。

 県警監察官室によると、吉川警部補は非番だった3日朝から、北九州市門司区の飲食店と酒店で焼酎のお湯割り5杯を飲んだ。午後2時35分ごろ、同区内でオートバイを運転しているのを、知人が見かけて通報。呼気1リットル中0・55ミリ・グラムのアルコール分を検出したため逮捕された。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070419-00000511-yom-soci