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2007年04月18日(水) 02時18分

長崎市長、銃撃され心肺停止…殺人未遂で暴力団幹部を逮捕読売新聞

 17日午後7時52分ごろ、長崎市の伊藤一長(いっちょう)市長(61)が、JR長崎駅前にある同市大黒町の選挙事務所に入ろうとしたところ、男に背後から拳銃で2発、撃たれた。

 市長は救急車で市内の長崎大医学部・歯学部付属病院に運ばれ、緊急手術を受けた。心肺停止の状態で、人工心肺で血液を循環させており、重篤な状態が続いている。

 男は事務所員に取り押さえられ、長崎県警が殺人未遂の現行犯で逮捕した。

 逮捕されたのは、長崎市風頭町、指定暴力団山口組系水心会会長代行の城尾哲弥容疑者(59)。調べに対し、「市長を殺すつもりで撃った。市の道路工事現場で起きた自動車事故をめぐり、対応に不満があった」などと供述しているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070417-00000012-yom-soci