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2007年04月18日(水) 13時01分

特許庁売店で偽ブランド品=販売業者の真贋見抜けず?時事通信

 偽ブランド品の撲滅を唱える特許庁(東京都千代田区)の売店で、海外の偽ブランド品とみられるバッグや財布が販売されていたことが18日、分かった。同庁は確認を急いでいるが、偽物ならブランド品の真贋(しんがん)に最も敏感であるべき同庁が「偽物業者」を見抜けなかった格好となる。
 都内に本社を置く出張販売やインターネットでブランド品を売る会社が、特許庁の地下1階の展示即売会コーナーで3月26日から同月30日までの間、グッチのバッグやコーチの財布を出張販売していた。同社をめぐっては島根県警が3月、偽ブランド品販売など商標法違反の疑いで家宅捜索していた。
 特許庁は「ブランド品は真贋の区別が難しいので、今後は庁内で販売することをやめる」としている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070418-00000084-jij-pol