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2007年04月14日(土) 01時00分

統一教会側の対応に不快感=パラグアイ邦人誘拐で担当検事時事通信

 【アスンシオン13日時事】パラグアイで世界基督教統一神霊協会(統一教会)関係者の土地管理会社社長、太田洪量さん(62)ら3人が誘拐されている事件で、同国検察庁のロヘリオ・オルトゥサル誘拐担当検事は13日、首都アスンシオンで記者会見し、身代金交渉に当たっているとされる統一教会側から十分な協力が得られていないとして不快感を表明した。
 同検事は、統一教会から情報の提供がないとした上で、「やりにくい」と強調。「情報の共有がないため、(関係機関は)同じ目的達成に向けてもっと努力しなければならない」と語った。また、一部メディアが2、3日中には事件が解決する可能性があると報じたことについて「そんな情報はない」と否定。解決の見通しは立っていないことを明らかにした。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070414-00000004-jij-int