記事登録
2007年04月13日(金) 02時01分

イラク議会内の食堂で爆発、議員ら8人死亡読売新聞

 【カイロ=長谷川由紀】イラクの首都バグダッド中心部の多国籍軍管理区域(グリーンゾーン)にある国民議会内の食堂で12日午後、自爆テロが発生した。

 駐留米軍は、少なくとも8人が死亡、23人が負傷したと発表した。死傷者がさらに増える可能性もある。

 AP通信などによると、死者には、イスラム教スンニ派会派「国民対話イラク戦線」のムハンマド・アワド議員ら少なくとも議員3人が含まれている。

 AFP通信は、自爆犯が議員の護衛の1人だった可能性があると伝えた。この日は国民議会が開会中で、爆発当時、食堂では本会議を終えた各派の議員や職員が昼食をとっていた。議員らの大量殺傷を狙ったものとみられる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070412-00000113-yom-int