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2007年04月09日(月) 00時16分

何かが変化と思いたい…都知事選、大差で敗北の浅野氏読売新聞

 「残念な結果になったが、正々堂々とできる限りの力を出した」。前宮城県知事の浅野史郎さん(59)は目を潤ませながら敗戦の弁を語った。

 午後9時前、東京・西新宿のホテルに設けた会見場に、妻の光子さん(57)と共に姿を見せた浅野さん。集まった約200人の支援者から拍手で迎えられると、深々と頭を下げ、「今回の選挙でいろいろ学ばせてもらった。私が立候補したことで何かが変わったと思いたい」と力なく続けた。

 17日間の選挙期間中、156回もの街頭演説をこなし、都政の変革を訴えた。しかし、石原さんに大差をつけられた結果については、「有権者は石原都政を失政とまでは受け止めていなかった。現職の壁は厚かった」と冷静に分析。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070408-00000013-yom-pol