記事登録
2007年04月08日(日) 21時12分

東京は石原氏の3選が確実に 各知事選も当確が決まる朝日新聞

 今夏の参院選へと続く政治決戦の第一幕、統一地方選前半戦の開票が8日夜に始まり、13都道県知事選のうち、2大政党が激突した東京都知事選で、自民・公明両党が実質支援する現職の石原慎太郎氏(74)が当選を確実にした。民主・社民両党などが実質支援する元宮城県知事の浅野史郎氏(59)らとの激しい「首都決戦」を戦い、3選を確実にした。

 ほかの知事選では、北海道は高橋はるみ氏(53)、神奈川県は松沢成文氏(49)、福井県は西川一誠氏(62)、三重県は野呂昭彦氏(60)、徳島県は飯泉嘉門氏(46)、福岡県は麻生渡氏(67)、佐賀県は古川康氏(48)、大分県は広瀬勝貞氏(64)の各現職が当選を確実にした。また、岩手県で達増拓也氏(42)、奈良県は荒井正吾氏(62)、鳥取県は平井伸治氏(45)、島根県では溝口善兵衛氏(61)の各新顔が当選を確実にした。

 今回の知事選では、東京のほか、北海道、岩手、神奈川、福岡の5都道県で、自民、民主の2大政党がそれぞれ推薦や実質支援する候補が激突。東京、北海道、福岡では自民、岩手、神奈川では民主が推薦や実質支援する候補が当選を確実にした。

 一方、4政令指定市長選のうち、札幌市は現職の上田文雄氏(58)、広島市では現職の秋葉忠利氏(64)がそれぞれ当選を確実にした。

 44道府県議選、15政令指定市議選でも開票が進んでいる。

http://www.asahi.com/politics/update/0408/TKY200704080111.html