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2007年04月07日(土) 13時13分

米政府、次官級経済対話で牛肉の輸入条件緩和求める読売新聞

 【ワシントン=矢田俊彦】日米両政府は6日、ワシントンで「日米次官級経済対話」を開き、今月下旬の日米首脳会談をにらみ、エネルギー安全保障や貿易自由化など幅広い経済分野の課題について意見交換した。

 この中で、ブッシュ米大統領が首脳会談の議題として取り上げる意向を示した米国産牛肉の市場開放について、米側が国際獣疫事務局(OIE)が5月に米国のBSE(牛海綿状脳症)安全度を、牛の月齢を問わずに輸出できる国に認定する見通しであることを指摘し、輸入条件の緩和を求めた。これに対し、日本は国内の手続きなどの問題を指摘し、即座には受け入れられないとの考えを改めて示した。

 会議には、日本からは河野雅治外務審議官ら、米国からはマコーミック次席大統領補佐官らが出席した。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070407ib03.htm