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2007年04月01日(日) 08時01分

早大・斎藤が久々の“神宮登板”「興奮しました」サンケイスポーツ

 早大に進学する斎藤佑樹投手(18)=早実=は3月31日、かずさマジックとの社会人対抗戦で神宮デビュー。1点を追う七回から5番手で登板し、1回2安打無失点だった。1日は都内の早大で入学式に出席する。

 早大のユニホームを着ての神宮デビューを何とか無失点に抑えた。1点を追う七回。5番手としてマウンドへ向かった斎藤は2安打を打たれたものの、得点は与えなかった。

 「神宮のマウンドは投げやすくて、若干興奮しました。モチベーションも上がりましたね。1イニングだけでしたが、もっと投げたかったです」

 一死から連続安打を許したが、大学用に新たに覚えたツーシームで併殺打に取り、ピンチを切り抜けた。

 昨年7月の西東京大会決勝(対日大三)以来、約8カ月ぶりの神宮。学生野球の『聖地』での雄姿見たさに、例年の5倍となる1500人が球場に訪れ、午前10時の開門前には約150人のファンが列を作った。

 本番は4月14日に開幕する。「開幕投手は先輩にすごい投手がいるので目標として追い越したいけど、手応えはまだわかりません」と淡々と話した斎藤。公式戦に向けての“予行練習”は終了。あとは出番に備えるだけだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070401-00000027-sanspo-spo